大学進学のお金が貯まらない、低金利で教育費を借りる方法

大学進学のお金がない 低金利で教育費を借りるにはどうすればいい?

子供の教育費で最も負担が増えるのが大学への進学した時です。子供が小さいうちから少しずつ学費を準備するというのが一般的ですが、急な進路変更や不測の事態など、予想外の事があって準備が間に合わないという家庭もあります。

 

しかし、奨学金制度や、母子家庭の世帯などへの融資制度もあるので、経済的な理由で進学をあきらめる必要はありません。

 

大学進学のために利用できる制度や方法を紹介します。

 

 

≪目次≫

  1. 大学卒業までに必要な費用はどれくらい?
  2. 奨学金とは
  3. 日本学生支援機構の奨学金
  4. いくら借りられる?
  5. 母子家庭は「母子寡婦福祉資金貸付金」が利用できる
  6. まとめ

 

 

大学卒業までに必要な費用はどれくらい?

大学卒業までにかかる費用は、国公立か私なのか立、文系か理系か、自宅通学か自宅外かによって大きく違ってきます。

 

日本政策金融公庫「平成29年度 教育費負担の実態調査」では、以下のような調査結果が出ているので、学資貯金をする際の目安として参考にして下さい。

 

大学別 初年度 2~4年目 4年間合計
国公立大学 自宅通学 約177.7万円 約108.5万円 約503.2万円
自宅外(仕送り含) 約307.7万円 約604.5万円 約912.2万円
私立大学(文化系) 自宅通学 約254.2万円 約483.9万円 約738.1万円
自宅外(仕送り含) 約384.2万円 約762.9万円 約1,147.1万円

 

学費には、授業料や施設費、教科書代などが含まれ、在学中の生活費は、通学費や食費、住居、光熱費、保健衛生費、娯楽・嗜好品費なども含まれます。

 

「初年度」は、受験料や入学金などの大学納付金(入学しなかった大学の分も含みます)、自宅外なら部屋探しから入居までの新生活準備費用なども含まれます。

 

また、自宅外の場合は、自宅外通学を始める費用として、アパートの敷金、家財道具の購入費等がかかっています。ほかに、自宅外通学者への仕送り額も加算しています。

 

大学を卒業するまでに、ざっとこれだけの費用がかかるのですから、教育資金を貯蓄してきたと言っても、間に合わなかったり、費用のかかる進路に進んでしまったりすることもあり、そのためにお金が足りないという事も十分考えられます。

 

そうした場合に考えたいのが奨学金制度です。

 

奨学金とは

奨学金は自治体や日本学生支援機構の奨学金や、あしなが育英会などのような公的機関や民間など、多くの利用できる奨学金があります。

 

奨学金制度の目的は、「向学心がありながら、経済的な理由によって、学校に通うのがむずかしい学生を対象に、教育の機会均等を図り、豊かな人材の育成をする」というもので、借りた学生が働きだすようになってから返済し、続いて利用したい学生にそのお金が活用されていく、という流れで運営されています。

 

支給を受けるには審査を受ける必要が有ります。審査基準は「この収入で返済していけるかどうか」というような金銭面での融資的基準ではなく、「経済的に困窮しているが、向学心に富んでいる」という事を基準に審査が行われます。

 

親や親せきが連帯保証人となる場合がほとんどですが、返済するのはあくまで本人になります。ですから、親が「債務整理をして金融ブラックになっている」という所帯でも申請する事が出来ますし、その事が審査に影響するという事はまずありません。

 

奨学金には「給付型」と「借与型」が有り、条件が合えば「給付」という形で返済不要になるものもあります。

 

しかし、「給付型」の条件として、奨学金を受ける自治体のある土地で一定期間は就労しなくてはならないとか、支給してくれた企業に勤める事が条件、というように制限のある場合が多いようです。もし、「給付型」を希望するのなら、学校や自治体等に事前の確認をしてみましょう。

 

日本学生支援機構の奨学金

奨学金制度の中でも、もっとも利用されているのが「日本学生支援機構」で、この奨学金は「志望校が決まっていなくても申込できる予約採用」となっています。

 

奨学金の申込は、「予約採用」という高校3年生の時点で奨学金と、 「在学採用」という、大学や専門学校などへ進学した後に申請出来る2つの申込み方法があります。

 

予約採用

予約採用は具体的な志望校が決まっていなくても申請が可能で、受付期間は、5月~6月頃(第一種、第二種)、10~11月頃(第二種)と年に2回あります。

 

ただし、 申込み手続きについては、各高校に一任されているので、高校によって募集時期や回数が異なる場合もあります。申込をしたい時は、事前に学校へ問い合わせておく必要が有ります。

 

ちなみに、「予約採用」を申込んで不採用になったとしても、在学採用に再チャレンジできるので、まずは予約採用の申込をしておく事をおすすめします。

 

在学採用は2種類から選択

「在学採用」には「第一種奨学金」と「第2種奨学金」があるので、どちらかが選べますし、両方を併用する事も可能です。

 

奨学金の種類 支給日 利息
第一奨学金 毎月
第二奨学金 毎月 上限3%まで
第一種と第二種を併用 毎月 無か上限3%まで

 

毎月支給される奨学金は、第一種(無利子)と第二種(有利子)、両方を併用した場合の3種類が利用できますが、申請するコースは7種類もあるので、 それぞれのコースの意味を理解して、自分に最適なコースを選択する必要があります。

 

申請コースは7種類
  1. 第一種奨学金のみを希望する場合。
  2. 第一種奨学金が不採用なら第二種奨学金を希望する。
  3. 第二種種奨学金のみを希望。
  4. 第一種奨学金と第二種奨学金の併用のみを希望する。
  5. 併用を希望しますが、不採用の場合は第一種のみを希望します
  6. 用を希望するが、併用及び第一種が不採用の場合は第二種を希望する
  7. 用を希望するが、併用が不採用の場合は第二種を希望する

と7コースあるので、希望のコースを選ぶ事が出来ます。

 

いくら借りられる?

奨学金(月額)どれくらいまで貸してもらえるのかが気になりますが、

奨学金の種類 借与型

給付型

国公立

私立

自宅通学

自宅外通学

貸与(給付)月額
第一種奨学金 貸与型 国公立 自宅 3万円、4万5,000円
自宅外 3万円、5万1,000円
私立 自宅 3万円、5万4,000円
自宅外 3万円、6万4,000円
第二種奨学金 貸与型 国公立 自宅 3万円、5万円、8万円、10万円、12万円
自宅外
私立 自宅
自宅外
給付型奨学金

(平成30年度進学者)

給付型 国公立 自宅 2万円
自宅外 3万円
私立 自宅 3万円
自宅外 4万円

貸与額が複数設定されている場合は、好きな金額を選ぶことができます。

 

たとえば、第一種奨学金で、国立大学へ自宅外から通学を希望する場合、借りられる金額は月3万円、ないしは5万1,000円になり、同じ条件で第一種と第二種の併用を希望する時は、毎月、(3万円 または 5万1,000円)+(3万円 or 5万円 or 8万円 or 10万円 or 12万円)の合計金額を毎月借りることが出来ます。

 

母子家庭は「母子寡婦福祉資金貸付金」が利用できる

 

経済的に大学進学が厳しいという母子家庭向けのサポート制度もあり、有名なのは「母子寡婦福祉資金貸付金」の「就学支度資金貸付制度」があります。

 

「母子寡婦福祉資金貸付金」の中の「就学支度資金貸付制度」は、子供進学のために、無利子で一定資金の貸与を受けられるので、母子家庭の場合は一般の奨学金制度より先に検討する事をおすすめします。

 

修学資金の場合は、親が借受人で子供が連帯借受人になれば、連帯保証人を頼む必要がありません。返済期間も通常の奨学金制度より2〜5年長く、20年以内と設定されていますし、借りる際の利息は不要なので、月々の返済額も低く設定できます。

 

母子家庭でも、収入が一定基準より多ければ対象にはなりませんが、この基準は自治体によって異なるので現在住んでいる自治体で確認する必要があります。

 

 

就学支援支度金の融資額

就学支援支度金とは高校・大学等の入学に必要な経費を貸付ける資金で

国公立大学(自宅通学者) 37万円
国公立大学(自宅外通学者) 38万円
私立大学(自宅通学者) 58万円
私立大学(自宅外通学者) 59万円

が借りられます。

 

また就学支援支度金とは別に、高校・大学等で修学するために必要な経費を貸付ける「就学資金」も借りる事が出来ます。

 

学校別 1年~4年(月額)
国公立大学(自宅通学者) 67,500円
国公立大学(自宅外通学者) 76,500円
私立大学(自宅通学者) 81,000円
私立大学(自宅外通学者) 96,000円

 

貸付の決定にあたっては、実際に必要となる経費等を確認したうえで、返済可能な額を借りる事が出来ます。申し込みは市に住んでいる方は福祉事務所、町にお住まいの方は趙役場または県健康福祉事務所で申し込みが可能です。

 

まとめ

大学へ進学する子供がいる家庭は、これらの融資制度が利用できるので、お金がないからといって心配する必要はありません

 

銀行教育ローンなどと比べても、はるかに低い利息もしくは無利息で利用できるので、進路が決定するまでに申し込みしておく事をおすすめします。

 

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