お金の起源とは?お金の本質を探ってみよう

お金の起源とは?

日常生活を送る中で、お金を目にしない日は一日もありません。なにげなく使っているお金にもルーツが有ります。

 

特に知っていなければならないという訳ではありませんが、多少とも知っていればお金と言うものの見方が少し変わってくるのではないでしょうか。

 

 

≪目次≫

  1. お金が流通する前は物々交換で取引が始まった
  2. 物々交換から貝貨へ
  3. お金の誕生
  4. お金は世界共通の交換手段
  5. お金の上手な使い方
  6. まとめ

 

 

お金が流通する前は物々交換で取引が始まった

 

お金が流通する前は、取引手段として物々交換をしていました。よくたとえられるのが、漁師と農夫の物々交換です。

 

漁師はお米が欲しい時は獲った魚を農夫のところへ持って行き、お米と交換してもらいます。農夫が魚を欲しくなると、漁師にお米を提供して、魚と交換するというように、物々交換が成立していました。

 

しかし、それはお互いに欲しいものが一致した時だけに成り立つ取引で、どちらかが欲しくない場合や、交換するものによって、つり合いが取れない事から、物々交換が成立しない事もあります。

 

物々交換から貝貨へ

やがて、人々は物々交換がいかに効率の悪いものかに気付きます。そこで生まれたのが物を「お金」に換えて取引するという考え方で、当時は貝などを使い、自分の持っている品物を、共通して価値のある貝貨(タカラガイ)に変え、貝貨によって交換するようになりました。

 

つまり漁師は魚を欲しい人に対して、その信用がある貝貨(お金)で魚を売り、お米が欲しい時はその貝貨を使って農家からお米を買うという仕組みに代わります。ただ、貝貨に使われる貝は簡単に得ることができるため、通貨の価値として安定しません。

 

お金の誕生

 

そこで次第に人類が共通して価値のある物として認識し始めたのが「金(ゴールド)」の価値です。

 

現在発見されている硬貨の中で一番古い硬貨は、紀元前7世紀ころに現在のトルコ西部リディア王国で作られた「エレクトラム硬貨」と呼ばれる硬貨で、材質は金と銀の合金で作られたもので、重さ(=価値)の異なる硬貨が何種類かつくられていました。

 

硬貨の表面にはリディア王の紋章であるライオンの絵柄とその硬貨の重さが刻印されていたようです。

 

さらにアジアを中心にした文明が栄え、中国で紙幣が誕生します。紙幣の流通に関しては当時の「宋」という時代に、強い権力と管理の下で紙がお金として利用されるようになります。さらに、モンゴル帝国時代に入ると、安定した紙幣としてユーラシア大陸全体で発展します。

 

今でも1万円札自体、実際は30円ほどの原価しかかかっていないそうですが、誰もがこれを1万円の価値として使用しています。それは通貨発行権のある日本政府に安定感があるからできる行為と言えます。

 

お金は世界共通の交換手段

欲しいものが有る時、お金があれば、お金を介してほしいものを手に入れる事が出来ます。

 

たとえば、おなかがすいた時は、お金と食べ物を交換すれば手に入りますし、病気やケガをしてもお金があれば病院へ行って治療を受けたり、薬局で薬を買ったりする事も出来ます。

 

つまり、世の中にあるすべての物は、ほとんどの物に値段が付けられているので、お金さえあれば、手に入らないものはないというのが世界共通のルールで、このルールは日本だけでなく、アメリカやフランス、韓国や中国、ドイツやロシアなど世界中の国でもまったく同じです。

 

お金とは、物を交換する際に利用する「共通的な価値を持った物」です。

 

人の心や愛はお金では買えませんが、一部の例外を除きほとんどが、お金によって手に入れることが出来ます。

 

お金の上手な使い方

お金の使い方が上手な人もいれば、下手な人もいます。お金を意識した事はないし、努力もしていないのに、お金に困ったことがないという人もいれば、「いつもお金がない」と嘆いている多くの人がいます。

 

日本人が生涯に稼ぐお金は、多少の差が有ったとしてもほとんど同じと言われています。普通に働いて、普通の生活をしていれば、一生に稼ぐお金は2億円ほどになるそうですが、その2億円をどう使うのか、たとえば「2億円のうち、これは食費に使い、これは住宅費に使い、これは衣料に使い、これは教育費に」と言うように、うまく振り分ける必要が有ります。

 

この振り分けかたを間違えると、生活設計に支障が出てしまいます。2億円の家を買えば、当然そこですべてのお金がなくなります。2億円の家を手に入っても、その後は食べ物を買うお金もなければ、着る服を買うお金もなく、生きていく事ができなくなります。

 

お金の使い方が上手な人は、生活設計もうまく計画しています。自分が欲しいものや、衣食住など日常生活に欠かせない費用をバランスよく把握し、それにかかる費用を計算して、うまく配分できる人はお金借りるは最低限に済ませ、お金で失敗する事はありません。

 

このように、お金の使い方が下手な人と上手な人の行動は、はっきりと分かれていると言っても過言ではありません。

 

頑張っているのにお金が貯まらないという時は、貯まらない原因があるはずです。自分が1ヶ月の間にお金を使った用途を書き出したり、一つずつ本当に必要だったのかを考えたり、代替はできなかったのかなどを考えていけば、いかに無駄遣いをしていたのかに気付くはずです。

 

お金をうまく使うという事は、当然の事ですが「いかに無駄をなくすか」で決まります。

 

まとめ

お金は道具にすぎません。

 

その道具であるお金そのものに人生すべてをかけてしまっている人がいます。何か果たしたい目的がある訳ではなく、お金を増やす事だけが目的になり、生きる目的が、お金を稼ぐことになってしまっている人も少なくありません。

 

たしかに、お金が有ればほとんどの願いはかなうでしょうが、何の目的もなく、ただお金を貯めるだけが目的という人生は、味気ないのではないでしょうか。