教育ローンをおすすめ低金利で借りるか奨学金を借りるか、どちらが良い?

教育ローンを低金利で借りる?それとも奨学金?どちらがおすすめなの!?

子どもの将来を考えて、「学費に」と普段からコツコツと貯めていたはずなのに、いざその時期が来た時、「思っていた以上の費用が必要になり、用意していたお金だけでは足りない」という事があります。

 

そんな時、利用を考えたいのが、教育ローンや奨学金を利用したいと考える人も少なくありません。

 

どちらを利用すれば得か、教育ローンと奨学金の違いを理解していればお金が必要になった場合は、最も良い方法が利用出来るはずです。

 

 

≪目次≫

  1. 奨学金と教育ローンの違い
  2. 奨学金とは
  3. 日本学生支援機構の奨学金
  4. 申請コースは7種類
  5. 奨学金のデメリット
  6. 教育ローンとは
  7. 国の教育ローンを利用する
  8. 利用条件
  9. 大手銀行の教育ローン
  10. 銀行教育ローンのメリット・デメリット
  11. まとめ

 

 

奨学金と教育ローンの違い

簡単に言うと、「奨学金」は公的機関や民間で用意されている奨学金の事で「、教育ローン」は、利用目的が教育関係に限られた銀行などの金融商品で、申し込み者は学生ではなく、保護者になります。

 

「奨学金」と「教育ローンを比較すると、以下のようになります。

 

奨学金 項教育ローン
借主 学生本人 保護者
借り方 毎月定額で振込 一括で振込
利息 在学中は不要 借りた翌日から発生
返済開始 卒業後 借りた翌月から返済

 

奨学金の支給が始まるのは入学後になるので、入学金など合格発表後すぐに必要な学費を多くの家庭では教育ローンでまかなっています。ですから、入学後すぐにお金が必要な場合は「教育ローン」後期の学費は「奨学金」というように、両方を組み合わせて考える家庭が多いようです。

 

奨学金とは

 

奨学金
は自治体や日本学生支援機構の奨学金や、あしなが育英会などのような公的機関、民間で利用できる奨学金は、たくさんあります。奨学金制度の目的は、「向学心がありながら、経済的な理由によって、学校に通うのがむずかしい学生を対象に、教育の機会均等を図り、豊かな人材の育成をする」ものです。

 

奨学金は、借りた学生が働きだしてから返済し、続いて利用したい学生にそのお金が活用されていく、という流れで運営されています。支給を受けるには条件が借り、審査を受ける必要が有ります。可否の審査は「この収入で返済していけるかどうか」という金銭面での融資的基準ではなく、「経済的に困窮しているが、向学心に富んでいる」という事を基準に審査が行われます。

 

保証人は、親や親せきが連帯保証人となる場合がほとんどですが、返済するのはあくまで本人になります。ですから、親が「債務整理をして金融ブラックになっている」という場合でも、其の事に関係なく申請する事が出来ますし、その事が審査に影響するという事はまずありません。

 

奨学金には「給付型」と「借与型」が有り、条件が合えば、“給付”という形で返済不要になるものもあります。しかし、「給付型」の条件として、一定期間奨学金を受ける自治体のある土地で就労しなくてはいけないとか、支給してくれた企業に勤める事が条件というよう制限のある場合が多いようです。

 

もし、「給付型」を希望するのなら学校や自治体等に事前の確認をしてから利用する必要が有ります。

 

 

日本学生支援機構の奨学金

数ある奨学金制度の中でも、もっとも利用者が多いのが「日本学生支援機構」で、この奨学金を基に奨学金を説明します。

 

志望校が決まっていなくても申し込みできる予約採用

奨学金の申し込みは、「予約採用」という高校3年生の時点で奨学金と、 「在学採用」という、大学や専門学校などへ進学した後に申請する2つの申し込み方法があります。

 

予約採用

「予約採用」は具体的に志望校が決まっていなくても申請が可能です。受付け時期は、5月~6月頃(第一種、第二種)、10~11月頃(第二種)と年に2回ありますが、 申し込み手続きについては、各高校に一任されています。

 

そのため、高校によって募集時期や回数が異なる場合もあるので、申し込みをしたい時は、事前に学校へ問い合わせておく必要が有ります。 ちなみに、「予約採用」を申し込みんで不採用になったとしても、在学採用に再チャレンジできるので、まずは予約採用を申し込みんでおく事をおすすめします。

 

「在学採用」は2種類から選択

「在学採用」には「第一種奨学金」と「第2種奨学金」があるので、どちらかが選べますが、両方を併用する事も可能です。

奨学金の種類 支給日 利息
第一種奨学金 毎月
第二種奨学金 毎月 上限3%まで
第一種と第二種を併用 毎月 無か上限3%まで

 

 

第一種、第二種の特徴を知っておく

 

毎月支給される奨学金は、第一種(無利子)と第二種(有利子)、両方を併用した場合の3種類ありますが、申請するコースは7種類もあるので、 それぞれのコースの意味を理解して、自分に最適なコースを選択する必要があります。

 

 

申請コースは7種類

 

 

  1. 一種奨学金のみを希望する。

    このコースは、第一種奨学金が不採用なら、奨学金は利用しない意味です。 ただし、第一種は選抜型になるので、申請基準を満たしているとしても必ず採用されるとは限りません。ちなみに、奨学金が絶対に必要な家庭なら、このコースの選択は避けたほうがよいです。

  2.  

  3. 第一種奨学金を希望するが、不採用の場合は第二種奨学金を希望する。

    文字通り、第一種が不採用でも、第二種で採用される可能性は高いので、成績条件がクリアしていて、出来れば第一種を受けたいと考えている人におすすめのコースです。

     

  4. 二種奨学金のみを希望する。

    第一種の成績基準を満たしていない人は、こちらを選択してください。 第二種は、家庭の収入基準だけで実質判断されるので審査に通りやすくなっています。

  5.  

  6. 第一種と第二種の併用のみを希望する。

    併用が不採用の場合は、奨学金そのものを使用しないという意味で、もっとも難易度の高いコースですが、このコースを申し込みむ場合は、保険として第二種を選択する⑥か⑦のコースを検討した方がよいかもしれません。

  7.  

  8. 併用を希望しますが、不採用の場合は第一種のみを希望します。

    併用は不可でも第一種のみの採用が決まることがあります。第一種は学校の種別などにより月々の金額が決められているので、 第一種だけで必要な学費を賄えるのかなどを冷静に計算してから選択する事が重要です。

  9.  

  10. 併用を希望するが、併用及び第一種が不採用の場合は第二種を希望する。
  11.  

  12. 併用を希望するが、併用が不採用の場合は第二種を希望する。

    併用が不採用になったとしても、奨学金が絶対必要である人におすすめします。この場合も、第二種の希望月額も余裕をもった金額を選択しておく事がポイントです。

 

 

奨学金のデメリット

奨学金は、申請したからと言って、誰でも借りられるわけではありません。特に日本学生支援機構の場合は審査が厳しいので、様々な書類の提出が必要で、申し込みもやや手間がかかります。

 

選考委員会で人物や健康状態、学力、家計などが審査され、世帯主の収入額や家族構成なども判断材料になり、この審査に通らなければ奨学金は受けられません。

 

奨学金の支給期間は「卒業までの最短修業年限」となっているので、何らかの理由で留年など、在学期間が長くなると、卒業までの間に支給されない時期も出てきます。また、自治体の奨学金の中には、ほかの奨学金と並行して受けられないものもあるので、利用条件をよく調べておく必要があります。

 

教育ローンとは

教育ローンは、利用目的が教育関係に限られたローンの事で、奨学金と違って、申し込み者は保護者になるので、返済義務は保護者になります。

 

教育ローンは、

国の教育ローン
を取り扱う日本政策金融公庫や、独自の金融商品として取り扱っている、銀行や信用金庫などの民間金融機関で申し込みが可能です。申し込みの手続きは、それぞれの店舗の窓口で行えるほか、最近はインターネットを使った申し込みが出来るところも増えています。

 

希望する借入先が見つかったら、利用条件と申し込み方法を確認し、手続きの際にどんな書類が必要なのかなどをホームページなどで確認しておく必要があります。インターネットからの申し込み方法以外は、必ず「借入申し込み書」を提出する必要があるので、必要書類が記載された案内書などと一緒に申し込み書を取り寄せておきましょう。

 

 

国の教育ローンを利用する

教育ローンの中でも「国の教育ローン」は、高校や大学、専門学校などへ進学、在学する子どもを持つ家庭に対して「経済的負担の軽減」と「教育の機会均等」を目的に、1年間に必要な教育資金を借りる事が出来ます。

 

 

利用条件

利用条件は、子どもの人数に応じた世帯年収の上限額以内であることが必要で、所定の学校などに入学・在学する子どもがいる保護者のほか、仕事をしながら大学や大学院、専門学校などで学ぶ社会人も利用することができます。

 

子供の人数 1人 2人 3人 4人 5人
世帯年収の上限額 790万円

(590万円)

890万円

(680万円)

990万円

(770万円)

1,090万円

(870万円)

1,190万円

(970万円)

要件を満たせば990万円(770万円)まで緩和される

※()内は所得上限額

 

990万円まで緩和される条件は

 

  1. 勤続(営業)年数が3年未満
    • 居住年数が1年未満
    • 「自宅外通学(予定)」
    • 「単身赴任」に該当する方
  2. 世帯のいずれかの方が自宅外通学(予定)者
  3. 借入申し込み人またはその配偶者が単身赴任
  4.  

    資金使途に関する要件

  5. 今回のご融資が海外留学資金・「お借入の負担」や「介護費の負担」に関する要件
  6. 借入申し込み人の年収(所得)に占める借入金返済の負担率が30%超
  7. ご親族などに「要介護(要支援)認定」を受けている方がおり、その介護に関する費用を負担
  8.  

    災害特例措置

  9. 大規模な災害により被災された方

 

「教育ローン」は、少し複雑ですが以下の条件をクリアすれば利用できる教育ローンで、融資限度額は350万円以内(開学留学は450万円まで)

 

対象となるのは

  • 大学、大学院(法科大学院など専門職大学院を含む)、短期大学
  • 高等学校、高等専門学校
  • 専修学校、各種学校、予備校、経理学校、デザイン学校など
  • 高等学校、高等専門学校、特別支援学校の高等部
  • 外国の高等学校、高等専門学校、短期大学、大学、大学院など(原則6カ月以上の留学に限る)
  • その他職業能力開発校などの教育施設

 

金利

固定金利1.9%(2016年10月現在)ただし、母子家庭または世帯年収(所得が)200万円以内の場合は1.5%(保証料別)

 

返済方法は

  • 毎月支払い
  • ボーナス併用払い

ただし、在学期間中は利息のみの支払いでも可能。

 

大手銀行の教育ローン

 

銀行の教育ローンの金利は一般的に5%程度のところが多いですが、自分のメインバンクが大手銀行で、住宅ローンなどを利用している方なら、 金利優遇などの有利な条件を引き出せる可能性があります。 また住宅ローンなどの利用をしていない方でも、取引頻度の高い大手の銀行で契約する事をおすすめします。

 

大手銀行の「みずほ銀行教育ローン」や「東京三菱UFJ銀行教育ローン」、 「りそな銀行教育ローン」、「三井住友銀行教育ローン」などがよく知られています。

 

銀行名 スペック
みずほ銀行教育ローン 最長10年、300万円まで
変動タイプ3.475%  
キャンペーン金利2.975%
東京三菱UFJ銀行教育ローン 最長10年、30万円~500万円まで
変動タイプ3.975%
りそな銀行教育ローン 最長10年、500万円まで
変動タイプ4.475%
キャンペーン金利あり
三井住友銀行教育ローン 最長10年、300万円まで
有担保型は3,000万円まで
変動タイプ3.475%(無担保型)

 

キャンペーン金利など、スペックが変動する場合もあるので、最新の情報を公式サイトで確認する必要が有ります。

 

銀行が取り扱う教育ローンの貸付け条件は、一般的に返済期間が10年、 在学中は利息のみ返済でもOKという銀行が多いです。こういった条件面を「国の教育ローン」と比べると、金利がわずかに高めで、融資限度額は300万円~500万円としているところが多いようです。

 

 

銀行教育ローンのメリット・デメリット

教育ローンは大きく分けて公的融資と民間融資が有る事は理解して頂けたと思います。一般的に公的融資は「国の教育ローン」と呼ばれるローンで、350万円まで融資を受けられます。返済方法は、子供が卒業してから開始する事も可能で、在学中は利息の返済のみで済ます事も可能です。

 

一方、民間融資の場合、融資スピードが速いというメリットが有ります。学費などの納付金の納入など、急に必要になった場合でも、すぐに対応できるので安心です。ただし、公的融資に比べると年収の下限額が高くなっている事と、金利が高めになるので注意が必要です。

 

それらを踏まえて、教育ローン全体のメリットを考えると、やはり使いやすさということになります。

 

確かに、奨学金の中には一時的にお金を受け取ることができる制度はありますが、奨学金の初回振込は6月頃になるので、奨学金は受験料や書籍代等に充てることはできません。一方、教育ローンは資金が必要になった時は、いつでも対応が可能なので、教育に関する事ならどんなニーズにも対応できます。

 

一方、デメリットと言えるのが、保護者の収入が審査対象となる事です。利子有りの奨学金と教育ローンの大きな違いは、返済を誰が行うかという点です。奨学金の返済は、借りた学生が卒業してから返済していけばよいのですが、教育ローンは学生の保護者が借りて返済するのが一般的です。そのために審査の対象は保護者の収入ということになります。

 

低所得家庭を優遇する奨学金と比べると、資金獲得が難しいとも言えます。また奨学金の利子有りと比べても、基本的には教育ローンの金利の方が高くなります。利息を含めた貸付条件なども、お金を借りる前に十分検討する必要があります。

 

まとめ

教育ローンだけでなく、金融機関などからお金を借りる場合、もちろん金利の比較は大事ですが、金利などの一面にとらわれてはいけないという事です。

 

例えば、ローンには利用金利や保証料、繰上げ返済手数料などいろんな費用が発生しますが、利用金利が安い事だけを見て、トータル的な借入条件を考えずに、返済を検討してみたら意外と手数料が高かったという場合もあります。

 

また、 保証料などが必要になり、「計算していた借入額が増えてしまった」と言う事もあるので、1面だけで借入先を決めるのではなく、トータル的に考えて判断する事が重要です。

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